hiphopが、吃音と向き合う力をくれた話

hiphopが好きだ。

最初にはまったのは、歌詞の生々しさだった。辛いこと、苦しいこと、悔しいこと——そういうバックボーンを隠さずに、そのまま言葉にしている。作られた言葉じゃなく、その人の人生がそのまま乗っている感じがした。

吃音で悩んでいた頃、そういう音楽に救われた。

「弱さを言葉にする」ということ

吃音持ちにとって、自分の弱さを言葉にすることはとても難しい。

うまく話せないから、言葉で伝えることが怖い。吃音のことを話したら引かれるんじゃないか。そう思って、ずっと隠してきた。

でもhiphopのアーティストたちは、弱さをそのまま歌にする。貧しかった過去、失敗した経験、傷ついた記憶。それを隠さずに言葉にすることで、聴いている人の心に届く。

それを見ていて、弱さを言葉にすることは恥じゃないんだと思えた。

自分のバックボーンが、武器になる

hiphopを聴いていて気づいたのは、辛い経験があるほど言葉に深みが出るということだ。

苦労していない人間の言葉は、どこか薄い。でも、本当に苦しんできた人間の言葉は、刺さる。

吃音で悩んできた経験は、確かに辛かった。でも、その経験があるから、同じように悩んでいる人の気持ちが分かる。その経験があるから、こうして言葉にすることができる。

バックボーンは、弱点じゃなく武器だということをhiphopから学んだ。

ライブやスポーツ観戦に行ってほしい

長い時間をかけて積み上げてきたものを持つ人と、直接会える場所がある。ライブやスポーツ観戦だ。

画面越しじゃなく、生で見る熱量は全然違う。その人たちが積み上げてきたものを肌で感じると、自分も何かをやりたいという気持ちが湧いてくる。

吃音で自信をなくしている時こそ、そういう場所に足を運んでほしい。誰かの本気を見ることが、自分を動かすきっかけになる。

吃音も、バックボーンになる

僕は吃音を人生の全てとは思っていない。でも、吃音があったから気づけたこと、学べたことがたくさんある。

その経験を言葉にして、同じように悩んでいる人に届けたい。それがこのブログを書いている理由だ。

あなたの苦しんできた経験も、必ず誰かの力になれる。

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